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考えること

anti-egomania 2

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anti-egomania 2

ファシスト(英:fascist、伊:Fascista)という言葉がありますけど、これは狭義には第二次世界大戦ちょっと前のイタリアでムッソリーニを指導者とするファシズム運動に参加し、国家ファシスタ党員となりファシズムに協調した者を指す言葉です。ファシズム(英:fascism、伊:fascismo)というのはイタリアの国家ファシスタ党の運動云々だけに限らず、一般的にはロシア革命に対する反革命として登場したこれに類似した現象全てを指します。で、少なくとも私はこのファシストという言葉に暴力をもってして人権を否定した国粋主義者とか全体主義者とかいう意味を含めてません、少なくともここでは社会秩序の維持に貢献する者というのが主な意味です。……ファシズムの実態は適材適所だったりして。個人の個人性を肯定するところからファシズムが始まっていたりして。一般に個人主義と言われるもの(個人主義と履き違えられたエゴイズム)は単なる成り上がり根性だったりして。

その誤解されやすい人達の代表例としてファシストを引き合いに出しますけど、別にファシストならファシストで構わないしアンチファシズムを標榜するならそれはそれで構わないんですね。(少なくともその辺りの事について)すべては歴史が証明するということです。

悪質な連中の餌食に、ネット見すぎたりサブカルに触れすぎたりしていると、為ってしまうんですね。適当にマンガ読んだりサブカルチャーに触れたりしても家庭環境がしっかりしていれば大丈夫という意見の人も居ます、若い頃は私もマンガも読みましたゲームもやりましたしこういった人たちと同意見でした、が、やはり知らず知らずのうちにヒトの意識というのは脳の機能的に侵食されていきます。自信過剰は危険です。というか、「自分はしっかりしてるから大丈夫」という人がおそらく最も危険です。
学ぶべきものや学ぶべきことというのはカルチャー以外にも世界の随所に現れています。特に、現代において情報媒体は本だけではないですけど、あまり本を読まないのにアウトプットが多い人たちの特徴としてはいちいち考えながら読むというのがあるんですね。そこここで筆者が言わんとしていることの裏には何があるのかとかこの情報はどのように利用されているのかとかそれが例えば古典文学であっても色々考えたり思いを巡らせたりしながら視聴覚するわけです。だから、インプットのスピードは普通にサラサラッとああこんなことが書いてあるねといって読んだら忘れるくらいの軽いノリで読んでいる人たちに比べて格段に落ちます。しかし、少ない情報から幅広くまた深い洞見を得る能力は前者の人たちは高まりますし、最小限の努力で最大限の効果をあらゆる場面において発揮する経済的効率性はその人の中で増していきます……。私はここで唯名「統合失調」に逃げる気はありません。

余談ですけど、三島由紀夫氏は「葉隠入門」において武士道と技術職との違いを説明してますけど、ここで三島氏が説明するところの武士道こそまさに戦前日本で敷かれていた上からのファシズムです。これは私がここで明言しているところのファシズムとは違います。

ちなみに私は国家ファシスタ党員でも右翼主義者でもありません、念のため。
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